紫苑



詞 HA-KUN
曲 HA-KUN



髪を短く切った貴女が

ぼくを見つけて はにかんだ

愛くるしいその笑顔

コトバに出来ずに 見惚れたぼくの

時間(とき)の流れが止まったよ

約束の10分前

届かなくてもいい このままでいられるなら

秋香る日は切なさ募る

人恋しくもなる 貴女に逢いたい

込み上げる涙に気付かぬまま

季節は ぼくだけを置いていく



髪を短く切ったその意味が

悲しいものではなければと

思えば思うほどに

繋いだその手に意味がなくても

ぼくはこんなにも幸せで

バイバイの10分前

風がひとつ吹いて 

舞い落ちる木の葉の如く…

秋香る夜に 月を見上げて

どうしようもなく 貴女に逢いたい

込み上げる涙に気づいた時 

貴女の微笑みが ぼやけてく



その優しさが 愛とは違っても

どうしようもなく 貴女に逢いたい

込み上げる涙が教えてくれた

ぼくは貴女を…